-
Tokaj
世界遺産、トカイ・へジャリア地方 ヨーロッパの中心トカイは、この街の名前が付いたワインを生産している地方の中枢都市。ハンガリー北東部、独立国家である今日のウクラニアとの国境にほど近い、ゼンプレン山すそ、ボドログ川の河岸にたたずんでいます。
-
Tokaj-Oremus
伝説の誕生は、1630年頃、カルヴァン派の牧師セプシ=ラツコー・マテーが最初の「涙のあるトカイのワイン(トカイ・アスー)」を醸造した時のこと。ワインは、トランシルヴァニア公国の第一王子ラーコーツィ・ジェルジの妻ロラントフィ・ジュザンナ王女に捧げられましたが、復活祭の記念に、トカイの臣下に対する王女の配慮に感謝して贈られたものです。他にはないこの贈り物は、オレムスのブドウ畑で栽培されたブドウから誕生し、1772年に初めて世界のブドウ畑等級付けが設定された時には、このブドウ畑はすでに「プリマエ・クラシス」と認定されています。
閉じる
Tokaj
世界遺産、トカイ・へジャリア地方 ヨーロッパの中心
トカイは、この街の名前が付いたワインを生産している地方の中枢都市。ハンガリー北東部、独立国家である今日のウクラニアとの国境にほど近い、ゼンプレン山すそ、ボドログ川の河岸にたたずんでいます。同じくトカイという名がつく地方には、総面積7000ヘクタールに及ぶブドウ畑が広がり、27の市町村があります。この地方は三角形をしており、西側の角はアバウイサーントー、南側の角はトカイ、そして東側の角はシャートラリヒャウィヘリの各都市が占めています。トカイのワイン産地トカイ・へジャリア(トカイの黄金山脈)は、2002年にユネスコの世界遺産に登録されました。