Unico
事実ばかりの伝説
歳月を経て作り出された素晴らしいワインのラインアップの元祖でパイオニア的存在。脈々と続くその血筋がこのワインを他とは違う存在にし、特別な個性を与えています。
真似することができない、安定した独自のスタイルを確立し、時代を超えたユニークな味わいを作りだすことができました。努力を惜しまず、粘り強く慎重に、事実ばかりの伝説のストーリーを作り上げた、世界的名声の象徴。
べガシシリアといえばワイン造り。テンプラニーリョとカベルネ・ソーヴィニヨンの持ち味が様々な割合で完璧にブレンドされているワイン。その持ち味の一つひとつが、ヴィンテージごとに、偉大なワインに仕上げる差別化要素をもたらしています。
ブドウは、荒地や沖積平野を下った斜面同士が接する場所で栽培されています。表土は、斜面が崩れて堆積した崩積土に石灰岩の小さなかけらが混入して形成され、深層部には、砂質の基盤上に珪岩の礫が多く見られます。また、土地の表面には石灰岩の角ばった小石がたくさんあります。
木製タンクで、温度を管理しながら土着酵母を使って発酵される赤ワイン。マロラクティック発酵も木製タンクで行っています。
発酵後、熟成へと移りますが、木樽とボトルでほぼ10年かけて熟成させる、赤ワインではおそらく世界一長い熟成期間でしょう。さまざまなタイプの樽での各種段階を経て熟成。フランス産やアメリカ産の木樽、225リットルの新樽や古樽、2万リットルのタンク......ロットの一つひとつには、木の種類や各容器での貯蔵期間が指定されています。
木樽での工程を経て、ボトルでさらに熟成させ、複雑かつ長期にわたる熟成工程が終了。通常の条件であれば、木樽で6年間、ボトルで4年間熟成させます。
ワイン造りを導いた基本路線を追求し、醸造に関与する各種要素が次第に形成され、路線に合わせて変化していきます。ウニコは明確に定義されているスタイル、誰にも真似できない個性やスタイルに忠実であり続けます。それは、エレガントさ、堅固さ、熟成力......時代を超えたユニークな味わい。この味わいが、ウニコを上流階級に親しまれる偉大な古典的ワインに高めています。
一口ごとに少しずつ広がる無限の複雑さが楽しめ、喉ごしは非常になめらかでエレガント、しかも世界で極わずかのワインだけが到達できる熟成力を備えています。